徳島県上勝町様
製材跡水車改造の小水力発電機11kWの
実測発電がありました
中山間地域では古くから水力を動力源として産業があったようですが、上勝町の清井製材もその一つであり今は役目を終えて水車も放置されていました。
上勝町では昨今の地球温暖化対策や自然エネルギーの地産池沼の観点から、地域で使われなくなった水車をもう一度見直そうと当工房に水力発電機としての改造依頼がありました。
20年以上も放置されていて傷み具合も解らなかったので、地下から引き揚げて分解し内部の確認と補修加工と、新たに発電機を取り付けて小水力発電機として生まれ変わりました。直径80cmの鋼鉄製導水管も腐食により相当傷んでいましたが、内部からFRP樹脂の補修で通水も可能になりました。
発電能力は想定以上の成果がありまして、上勝町では現在は利用方法の策定中です。